私には、研究所からの在宅業務、アンケート調査補助(単発)、そして派遣職員としての数ヶ月の勤務経験があります。
職場の雰囲気や受け取り方は人それぞれですが、大学で働いていた際、研究所での勤務経験を持つパート仲間数人から「研究所は大変!」という話をよく聞きました。
その話によると、機密情報の取り扱いルールが非常に厳格で、経費節減のため一円でも安いところで購入する必要があるなど、ルールが徹底されているがゆえに、ピリピリした雰囲気が多いようでした。
幸い、私が勤務した場所はピリピリムードではありませんでしたが、ルール自体は非常に厳格でした。例えば、購入品のメーカーは信頼性のあるところに限定され、パソコンにはマクロが設定できる機器の接続が禁止されていました。データの取り扱いも常に慎重さが求められ、意図せずルール違反をしていないか不安になることも多かったです。
上司や先輩も全ての細かいルールを事前に説明するのは難しいため、常に「確認してから行動する」を徹底する必要がありました。研究所では、「良かれと思って行動するのが一番危険」という心得が必要です。
研究所でも大学と同様に、実験補助や事務補佐のパート・派遣の募集がありますが、自分の裁量で動きたいタイプの人には向かない職場だと感じました。
逆に、ルールが決まっている方が安心できる、細かく指示してもらいたい、確認行為を許容してくれる、そんな職場を求めている方には、大学よりも研究所が適していると思います。

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